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塚本こなみさんや吉谷桂子さんが参画する八ヶ岳農業大学校の「八ヶ岳ガーデンプロジェクト」が始動

2025.06.23 / 高村学
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長野県諏訪郡に1938年に開校した八ヶ岳農業大学校。標高1300メートルの八ヶ岳のふもとに、総面積267ヘクタールという広大な農場キャンパスを有した教育施設で、八ヶ岳を目の前に学生たちが花卉を始め、畑作、酪農、養鶏の4つの分野を実践的に学んでいます。この歴史ある農業の実践大学校の理事長にビジョナル株式会社の南壮一郎社長が就任し、新しい経営体制のもと、さまざまなプロジェクトを始動しています。

その第1弾が「八ヶ岳ガーデンプロジェクト」です。約10ヘクタール、東京ドーム2個分に値する敷地にジニアやサルビアなどの花々が植えられた新しいフラワーガーデンが6月14日にプレオープンしました。「八ヶ岳ガーデンプロジェクト」は、塚本こなみさんがプロデューサーを務め、ガーデンデザイナーには吉谷桂子さんが就任しました。

塚本こなみさんは、女性として初めて樹木医の資格を取得したことでも知られており、日本屈指の藤棚を誇る「あしかがフラワーパーク(栃木県足利市)」や、桜とチューリップの名所「はままつフラワーパーク(静岡県浜松市)」といったフラワーパークを手掛けてきました。

吉谷桂子さんは、英国で本格的な庭づくりを学び、英国園芸研究家として、またガーデンデザイナーとしてイギリスでの滞在経験を生かしたガーデンライフを提案しています。「八ヶ岳ガーデンプロジェクト」では、1列ずつ異なる品種の花がストライプに咲く「カラーズ(COLORS)」と名付けたフラワーガーデンなどを手掛けました。

八ヶ岳は標高が高いことから晴天率が高く、日照時間も長いため、発色が良い鮮やかな花が咲きます。6月末から7月上旬にかけてワイルドフラワーが咲き、7月初旬はネモフィラ、7月末から8月にはジニア、8月から9月にはサルビアが見ごろを迎える予定です。

八ヶ岳農業大学校は、直営所の営業も行っており、八ヶ岳農業大学校で生産した牛乳やその牛乳を使用したソフトクリームやアイスクリームも販売します。特別農法で作られた糖度約10度のトマトを始め、高原野菜やベーコン、卵といった地元の特産品も直営所には並びます。

八ヶ岳農業大学校の南壮一郎理事長は、「地方における産業作りの新しい可能性になると感じています。今後は目玉商品の開発にも取り組んでいく考えです」と、語っています。100万株の花畑「八ヶ岳ガーデンプロジェクト」は、9月28日までの会期中は無料で入園ができます。八ヶ岳を借景にした新しいフラワーガーデンにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

■「八ヶ岳ガーデンプロジェクト」概要
住所:長野県諏訪郡原村17217-118
営業時間:10時〜16時
公式Instagram:@yatsunou.since1938

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華道家 中村俊月 Shungetsu Nakamura
Shungetsu Nakamura
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華道家 中村俊月 Shungetsu Nakamura

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