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三茶ボロ市のアンティークや読谷村のガラス作家の花器で花を楽しむ

2022.06.12 / 山本凛
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毎日大きくて立派な花束は買えなくても、お気に入りの花器とそれに似合う花が部屋の片隅に置かれていたらそれだけで日常は豊かになるもの。素敵な花器と季節の花の組み合わせは生活に彩りを与えてくれます。花が好きな人は皆、自分の部屋の一角に見るだけで心が華やぐような空間を持っているのではないでしょうか。今回、引っ越したばかりの横浜の新居で、そんな空間を楽しんでいるライターの小泉恵里さんを紹介します。長年、ファッションメディアに関わってきた小泉さんならではのセンスが随所に光る空間です。

まず、生活の中で1番目にすることが多いリビングにはブーケを飾っています。このブーケは小泉さんが今1番気に入っている世田谷の八山十百花店で購入したそう。八山十百花店は今年の2月にオープンしたばかりの花と緑とコーヒーの店。夫婦で経営している隠れ家的な雰囲気が魅力だといいます。花器は三茶ボロ市で購入したヨーロッパのアンティーク。インテリアの色合いに合わせた深い色の水差し型の花瓶に黄色がよく映えています。リビングにはもうひとつガラスの一輪挿しを置いていて、沖縄・読谷村のガラス作家おおやぶみよさんの作品。ガラスなのにどこか温かみのあるこの花器には野花がよく似合っています。窓から差し込む光を受けて花器も花も輝いています。

キッチンには黄色い花が集まっています。ひまわりやスターチスの中に補色の青いリンドウが美しく、花器はイケアのもの。玄関には庭で咲いているラベンダーを摘んで飾っています。いい香りがさりげなく漂うので家の入り口にぴったり。こちらの花器はプエブコのもの。プエブコはインダストリアルな雰囲気を保ちつつ遊び心も忘れないインテリアショップ。世田谷の太子堂に拠点があります。こちらの花器も取っ手が針金でできていてプエブコらしい一品です。カーテンレールの上には黒いアイアンバーを取り付けて観葉植物を吊るしています。貰い物のハーブのブーケはドライにしてスワッグにしました。カーテンのベージュと植物の緑が暖かい雰囲気を演出しています。

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華道家 中村俊月 Shungetsu Nakamura
Shungetsu Nakamura
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